先代のメインPC^1を機械学習の練習マシンとすべく、日本語版Ubuntu 16.04 をインストールしました。しかし、どういうわけかネットワーク接続が不安定で、数秒間つながって、切れて、また、つながって切れて、を繰り返していました。
しかも、「インストール中にアップデート」を選んだのに、まったくアップデートされていませんでした。
解決策
まず、件のPCでLANアダプタは
$ lspci | egrep '(Ethernet|Network)' 03:00.0 Ethernet controller: Qualcomm Atheros AR8161 Gigabit Ethernet (rev 08)
ということで、ググッてみました。
すると、[ubuntu] Ethernat / Wired connection not working^2
First, open Network Manager and set the MTU for the wired connection to 8192. Reboot and see if it works correctly
というアドバイスが。
再インストールと結果
そこで、Ubuntuインストールディスク起動後に、"Try ubuntu"を選んで、
$ sudo ifconfig eno1 mtu 8192
としてみると^3、安定してネットにつながるように。感動。 あとは、"Install Ubuntu"アイコンをクリック、今度はネットワークにつながるからなのか、前よりも早くインストールできました。
ただ、不思議なのは、そうしてインストールしたUbuntu 16.04 では、mtuの値を大きくしなくとも、安定してネットワークにつながっていることです。
$ sudo ip addr ; 2: eno1: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000 ;
ネットワーク接続 -> 有線接続1 -> Ethernet で見ても、
MTU 自動
となっています。
なぜなのか。。
まあ、これでネットから機械学習関連ツールをインストールできるようなったので、よしとします。まずは、TensorFlowのMNISTチュートリアルを理解するところからはじめます^4。
参考
^1:「メモ:VMwareとVirtualBoxの仮想マシンを引っ越し」で書いたように、年末にブルースクリーンを頻発していた先代のメインPCが、最近はいたって好調なのです。
^2:[ubuntu] Ethernat / Wired connection not working
^3:Ubuntu 12.04:MTU値を変更しNetworkを最適化する
^4:「TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 ~畳み込みニューラルネットワーク徹底解説」中井 悦司 2016/9/27